はじめに
2019年4月頃からMCP 70-483, 70-486の2つに合格し、MCSA:Web Applicationの認定を受けました。このエントリでは今後同じ試験を受験する方のために、受験体験談として記録を残したいと思います。
筆者のレベル
MCP 70-483 Programming in C#の受験
Microsoftの試験を受けるのは初めてだったので、かなり時間をかけて準備しました。
試験勉強の教材は、公式の参考書であるExam Ref 70-483: Programming in C#の電子書籍版をAmazonで購入しました。 内容は全て英語で記載されているので、読み終わるのに1か月近く掛かりました。。
内容としては、C#の基礎的な文法的内容にプラスして
などなど。
珍しいところではIUnkown
, ExpandObject
, CodeDom
とか、あんま使うことなさそうなとこまで解説されていました。
業務1年目の人を対象としているわりには、範囲が広いですね。
読み終わったタイミングで試験を受けました。
試験は4~5択の選択問題が殆どで、たまに選択式の穴埋め問題がある感じです。
単純に知識が問われる問題だけでなく、この一連のコードを実行すると、変数の値は最後どのような値になっているかなどなど、コードを読んで理解しないと答えられない問題もありました。
たまに問題文や選択肢の翻訳が微妙なものがあるので、そういった問題は英語表記に切り替えて回答しました。
出題数は43問ですが、実際には1つの設問で複数個回答する問題もあるので、60問くらいかも?
MCP 70-486 Developing ASP.NET MVC Web Applications
続いて70-486を受験しました。
ASP.NET MVC/ASP.NET Core MVCを体系的に学んだことがなかったので、これを機に参考書を一冊買いました。
購入したのはASP.NET MVC5実践プログラミングという紫色の参考書です。3日くらいでササっと読了しました。
今回の試験は落ちる予感がしたのと、模試で問題の傾向を掴みたかったので再受験 + 模試付きバウチャーをmindhubで購入しました。 ※模試はMeasureupで受験することができます。
Measureupは結構ひどいUX/UIをしている("戻る"を押したら問題の回答が表示される、など)のですが、模試の内容はまぁまぁいい感じでした。 実際のテストに模試と全く同じ問題が出題されていましたし、問題の回答にはちょっとした解説がついています。
解説の末尾にはMicrosoft Docsのリンクも貼ってあるので、問題を解く -> 解説を読む -> 問題・回答の選択肢に関するMicrosoft Docsを読むという流れで学習することができます。
模試だけでは流石に全部の範囲をカバーすることはできませんので、最後のMicrosoft Docsを読む
という点で関連する項目の理解を深めていくことが大切だと思います。
Measureupの模試終了後に思い付きでUdemyでMCPの問題集を購入してみましたが、すぐに返品しました。
設問中にあるべき参考画像や問題の前提となるコードが抜けていたためです。。
そんなこんなで試験当日、無事1発で合格できました。
勉強の期間的には3週間程度だと思います。
テストの内容で印象に残っているのは以下の点です。
- SignalRの問題が出題された点
- ASP.NET CoreのGeneric Hostの書き方が出題された点
- Bower, Grunt, Gulpなどのツール類の問題が出題されていた。
.NET Coreの問題もちゃんと出題されるんだなぁ、というのと Bowerってちょっとトレンドからずれてない…?といった感じ。
おわり
そんな感じでMCSA: Web Applicationの認定を受けることができました。
次はMCSD: App BuilderのためにMCP 70-487を受験するのであった…。
続く。