.NET Conf 2019が終わり、興奮冷めやらぬ.NETエンジニアの多いことかと思います。
.NET Confで"The Future of Blazor on the Client"というタイトルでBlazorの未来に関する発表がされました。
The Future of Blazor on the Client
こちらの発表内容で気になった点をまとめてみました。
BlazorがWebからNativeアプリまで全てをカバーする未来
(引用元: The Future of Blazor on the Client)
こちらの動画にあるように今後BlazorはWebだけでなくNative(Desktop / Mobile)全てをターゲットとしているようです。
Blazor Server
.NET Core 3.0でリリースされたServerサイドのBlazor
Blazor WebAssembly
2020年5月にPreview公開予定のClientサイドのBlazor
動画の5:17あたりを見るとmono.wasmで動いてるっぽい。
ブラウザ上でのDebugの方法も説明していますね!
Blazor PWA
動画の8:53あたりで説明してるProgressive Web Application(PWA)
serviceWorkerを追加することでWebなのにClientアプリのように動くやつ。
Blazor Hybrid
動画の10:53あたり。
ElectronにBlazorを乗せたり、Android, iOSなどのアプリにWebViewを乗せる感じ?
この実験的レポジトリから分かるよう、結構昔からElectronとかは試してるようですね。
Electron.NETを使ったBlazor + Electronなら昨日記事書いたので、興味ある方はこちらからどうぞ
Blazr Native
今回一番衝撃を受けたやつ!
動画でいうと13:45のあたり?
UIのレンダリングレイヤをHtml以外のものに置き換えるってやつ。
(引用元: The Future of Blazor on the Client)
参考先のNDCのこちらの発表を見ると
BlazorのレンダリングレイヤをFlutterに置き換えてblutter(Blazor + Flutter)ってのをDemoしています。
すげーなんだそれー!
Blazor RoadMap
(引用元: The Future of Blazor on the Client)
動画でいうと15:53あたり。
ということは2020年の11月頃にくるんでしょうか?
おわり
書いた後気が付いたのですが、こちらに綺麗にまとまってるんですね...。
blutterすごい!
Nativeアプリの件は検討・調査中とはいえワクワクさせてくれますね :)
私が尊敬する某MVP受賞者様がSNSで冗談交じりに
と仰っていましたが、本当にそんな未来が来るかもしれませんね。